「ある沈黙からの脱出」とは
コロナ禍だからこそできた脱出ゲーム。
世界から音が奪われた。
風の音も、波の音も、街の雑踏も。
誰もしゃべらない。誰も歌わない。音を取り戻すために、あなたはゲームに参加する。
音のない部屋。
周りにはマスクをした、しゃべることのない仲間たち。
自分だけが読むことができる本の内容を身振り手振りで仲間に伝えながらゲームは進む。音がないからこそ成り立つその絶妙なゲームは、いつしかあなたたちの心を満たしていく。
ゲームをクリアしたとき、あなたは知るだろう。
音があたりまえにあることの喜びと、音がない世界の特別さを。これは、何かが失われた世界で、何が大切なのかを見つめなおすリアル脱出ゲーム。
公式サイトから
感想
期間延長してくれたので、ちょっと後回しにしてもいいな〜と思って、後回しにした結果、ようやくプレイした。
コンティニューは1回してクリア。
時間的に15分ぐらい残してたけど、最後の問題でずっと詰まってしまって、時間を無駄にしてしまった…。
でも、コンティニュー制度があってよかったなと思うので、ワンコインなのもありがたいなと思った。
チームで完結するし、歩き回らないししゃべらないし、隣のテーブルとの距離もそこそこにあるので、自分たちだけの謎に集中できる。
途中、その場で立ってしまった謎もあったけど、スタッフさんから無言で「座ってください」と…。
近くのテーブルのひとたちも立っていた気配を感じたので、ううーん…という感じ。
ストーリーはなにか関係があるのかと思っていたら、特にストーリーにオチはない。
コロナだからこその謎解きだから、ストーリーにちょっと期待したけど、特に…という感じ。
音を遮断するために、ヘッドフォンもしくは耳栓を最初に配られるのだけど、耳栓のほうがよかったかも。
ヘッドフォンはけっこう耳に圧がかかるので30分を過ぎる頃には痛くて取ってしまった…。
特に取っても、なにも言われなかったのでちょっと安心した。耳が痛いと頭痛がしてくるからね…。
謎自体の難易度はそんなに高くなくて、絶望ツインタワーホテルとか南極・北極の通信謎をやっていれば、そういえばこういうのやったかも!ってなる。なった。
ちょっとチケットは割高かなーと思うけど、コロナ禍で回収していかないといけない事情もあるだろうし、お布施…なのかな。
五感のうちのひとつを封じて部屋に入ったので、ダイアログ・イン・ザ・ダークをふと思い出した。
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