「ホテル体験型謎解きイベント 本と歩く謎解きの夜~推理作家センゴクからの挑戦状~」とは
都会の喧騒から離れて、箱根の山奥のホテルでしっとりと静かで極上な空間での謎解き体験ができる。
謎解き製作者団体「謎組」と箱根仙石原プリンスホテルのコラボの謎解きイベント。
数年前から実施されていて、評判がよくシリーズ化や再演がされている。
今回はありがたいことに再演があったため、これに参加するために箱根の地に降り立った。
箱根を拠点に活動している売れっ子推理作家センゴク。
公式サイトから
あなたは彼に招待され、箱根仙石原プリンスホテルを訪れた探偵だ。
チェックインと同時にあなたは不思議な本を渡される。
どうやらこのホテルを舞台にしたミステリー小説のようだが、やがて本に書かれた通りの事件が起き始めて……?
あなたは渡された小説を片手にホテルを探索し、捜査を行う。
さあ、この事件を解決に導くことができるだろうか?
遊び方
特設ページからホテルの予約ページで予約をする。
今回のホテルは、「箱根仙石原プリンスホテル」。
新宿から直通の無料バスがあるので、ホテルに直行したい場合は利用するのが楽かも。
自分たちは直前に彫刻の森で周遊謎解きをしていたので、強羅駅からタクシーで10〜15分ぐらいで到着。
14時から謎解き開始、15時チェックインができるとのことだったので、間を取って(?)14時半にホテルに到着した。
チェックインの時間には少し早かったけど、部屋の準備もできていたようなので、そのまま部屋に案内された。
チェックイン時に、一冊の本(100ページある)を手渡されたところで謎解きを開始。
今回の流れはこんな感じ。
物語の舞台は、箱根仙石原の豊かな自然にたたずむ箱根仙石原プリンスホテル。
ホテルに到着したあなたは一冊の奇妙な本を手に入れます。
本に書かれているのは、名探偵とある絵画を巡る不思議な事件。
作中の出来事、場面、ひとつひとつが現実のホテルとリンクしています。
名探偵となり、書かれた物語を歩むのはあなた自身。
あなたは本を読み進めながらホテルを探索し、事件の謎に挑むことに。
このイベントのために書き下ろされた本を手に、仕掛けられた全ての謎を解き明かすことができるでしょうか?
感想
今回の箱根謎解き旅行のメイン目的である、ホテル謎。
友人とふたりで行ったのだけど、ふたりとも初めて体験する宿泊型の謎解き。
前情報はサイトの特設ページにある情報だけ取り入れて、わくわくしながらタクシーに乗り込んだ。
この時期だからか、タクシーは駅前に行列をなしていたし、やっぱり観光で来るひとが激減したからタクシー業界も大変らしい。ひどいときはお客さんが1日0人とか…。
箱根のタクシーの運転手さんは気前がいいのか、親切で、観光名所のチラシをめちゃくちゃくれた。
持っているのがすごい。さすが観光地のタクシーだ。
タクシーで通ったときに、有名な「仙石原すすき草原」を横目に見た。
すすきのシーズンではなかったのが残念だけど、秋には一面のすすきが黄金色に輝いて綺麗らしい。
そして、毎年すすきを焼いているけど、コロナの影響で焼けなかったから去年の枯れたすすきがそのまま…とのこと。
ホテルにつくと、チェックインカウンターで一冊の本と館内マップを手渡された。
「すすきの原と怪盗団」著者は仙石圭次郎で、出版は箱根山出版である。
100ページあるB6サイズの本で、章の始めなどに「進捗率XX%」と書いてあったりする。
進捗率が入っていたのは、あとどのくらいなのかの目安になるので個人的にありがたかった。
ホテルの部屋はこんな感じ。
ツインなのに、通路が広い。さすがプリンスホテル…!
窓から見える景色はこんな感じ。
二日目の朝は起きたらすでにゴルフをしているひとたちがいた。早起きだ…。
見晴らしがいいので、打ちっぱなしも気持ちよさそうだな〜。
部屋の机の上には、ウェルカムメッセージが。
こういうちょっとしたものは嬉しいよね(疑ってたけど謎解きに一切関係なかった)
部屋でひといきつきながら、本を読み進めて行くと謎が出てくる。
それを解くと、次に探索すべき場所の名前が分かり、その場所へと移動せよという指令が出てくる。
ホテルもすごい広いわけではないので、一度近くまで行けばすぐに場所が分かる。
探索していくなかで、暖炉がある場所を通りがかって、本物の暖炉だ…!と興奮した。暖炉って興奮しない?
その隣に、謎解き専用の「ひらめきルーム」が用意されていた。
謎は、このひらめきルームか部屋のどちらかで解いてね!とのこと。
いろんなところを探索するけど、その目の前で立ち止まっていたら、他の参加者のネタバレになってしまうからね。配慮が大事。
このひらめきルーム、場所が絶妙にいいところにあるので、何回かお世話になった。
過去の参加者の感想ノートもあって、書こうと思ったけど忘れました…。ははは。
メインビジュアルにも写っている、螺旋階段もあったので、違う方向から撮ってみた。
参加者も5組ほどで人数を絞っているからか、何回かすれ違うことはあったけど、進み具合はみんなバラバラだったので、並ぶ…などということもなく、自分たちのペースで最初から最後まで楽しむことができた。
本の内容に沿って、自分が探偵となって事件を解決していく没入感がすごい。
ホテルの描写がそのままで、さっき歩いていたところ…!さっきいたところ…!と脳内で映像が動き出す感覚がすごく楽しい。
謎も、簡単に見えるのに一手間加えられていて、ヒントも使ったし、友人と助け合って乗り越えた。
最後は「捜査報告書」をチェックインカウンターに提出してクリア…というわけだが、報告期限が20時と決められている。
夕食の時間も確保しないといけないので、なるべくなら17時半とか早い時間の夕飯がいいかも。
それもあってなのか、報告期限は21時半までに延長されていたので、とっっっても助かった!
のんきに1時間半とか2時間ぐらいかけて夕飯を食べてしまっていたので…。
おいしかったんだ夕飯…。
ちなみに、我々が報告したのは21時15分でした。ギリギリセーフ。
廊下で誰ともすれ違わなかったので、一番遅かったんじゃないかな…。
所要時間の目安は3〜6時間と幅があるので、はやいひとははやそう。我々は5時間前後…かな?
捜査報告書を提出したら、解説用紙をもらってクリア。
そうだよね〜と振り返りながら、参加者限定特典の謎解きをさっそくやって謎解きナイトフィーバーしてました。
おいしいご飯
旅行といえばご飯!…ということで、これまた楽しみにしていた夕飯と朝食をご紹介(笑)
食べることが大好きなので、メニュー見る段階から楽しみにしていたんですよ。
夕飯のメニューはこちら。
和食と洋食があって、クリームコロッケもいいな…と思ったのだけど、和食メニューにあるステーキやカニすきの文字に心が踊りまくって、カニすきにした。
茶碗蒸しも天ぷらもあるし最&高!
食事を待つ間、お飲み物はいかがですか?とのことだったので、せっかくだからノンアルコールカクテルを頼んでみた。
おしゃれな名前のものが2種類あったので、それで…(名前忘れた…)
そして、満を持しての夕飯はこちら!
ひとつひとつの量はちょこっとなのに、最終的に量が多くておなかがいっぱい…ってなるのはいつも不思議でしょうがない。(量があるんだよ)
かにすきのお出汁、おいしかったな…茶碗蒸しも天ぷらもまた食べたい…。
そして、一晩たって朝食はこちら。
朝食って、なんで白米のお供がたくさんあるんだろう。
ご飯が足りなくなるので困る…。
量も十分で大満足な夕食と朝食でした。
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